実は林原めぐみさん全盛期にファンだったにも関わらず、テレビ版は１回も見た事なくて（同時期にやってた「爆れつハンター」は流し見してたけど）何で社会現象になってるかサッパリ分からず、それでも純粋にお付き合いで10年前の「完結編」を見に言ったら、予備知識が全くないので意味がサッパリ分からず、挙げ句ラストは「ポカーン」としてしまいました。

でもここ数年、なぜかパチンコで復活した挙げ句、未だにヲタ人気が凄い。となれば当然商売的にもクリエイターとしても、「新解釈」的な作品を改めて作りたくなるのは当然なんだろうな〜と最初は思ってました。

それでも自分の嗜好のベクトルとは方向が異なる作品なので、新シリーズ第１弾「序」は完全スルーしてましたが、なぜか発作的に今回は公開してすぐに映画館に行ってしまいました。

ここで驚いたのが、平日なのに超混んでた事と、観客のヲタ臭濃度が薄かった事。やはり「何かよく分からないけど、人気あるみたいだから、１回にてみようか」というライト層が多かったんでしょう。

ちなみにボクのエヴァ体験で言うなら、前述の完結編で銃弾の嵐を抜けて飛び蹴りブチかまし、最期には「これがオトナのキス云々」の台詞でキメて儚く散って行ったミサトさんに唯一超萌えでした（苦笑）

なのでようやく本題に入りますが、今回のミサトさんの活躍ぶりは本当に凄かった！頭は抜群に切れるし、上司の留守をいい事に作戦を独断で立案。で決行前には「あなたたちを信じる」と見方によっては丸投げ状態。その上私生活では自堕落200％というから凄え！元カレの加持との絡みも含め、前半は完全にミサトさんが主役って感じだったね。

さすがに後半はパイロットの子供たちをメインに描いていたけど、新キャラのマリって子。思いっきりアスカとキャラ被ってないか？おまけにラストではアスカが実験でボコられて生死不明になり、エンディングで完全にハブられてるよ！

これはもしかして「アスカ外し」かと思ったら、ちゃんと次回予告（どうでもいいけど、ここでもミサトさんは活躍しているんだね。さーびすさーびす�｡）では眼帯付けて復活しているし、次の『Ｑ』では、どうやってキャラの差別化を計っていくつもりなんでしょうか？

蛇足ながら、本作品を見てたら、何故か「絶対可憐チルドレン」との奇妙な符号点を感じてしまいました。その件について言及すると長くなるので、興味のある方は、別ページ（ココからどうぞ）にてご覧いただけると嬉しいです。