何か６月の映画って、「アフタースクール」「マジックアワー」とコレを併せて、『騙し３部作』って感じだよなあ。そもそも世界を旅にするきっかけとなった『盗まれたティアラ』が偽物ってどーいう事だ？でもって実は当人以外みんな裏事情を知ってて、「２人の試練のため」何だそりゃ？？だからホテルのオーナーも仕掛けに加担するだけでなく「本当に結婚していいの？」と不安を煽るような事を言ったり、花沢類も犯人と接触してた訳かよ・・・。

でも驚いたのが、無人島での道明寺。普通金持ちの坊ちゃんだったらオロオロする（実際ドラマじゃクレジットカード使用不能にされてオタオタしてたから）かと思いきや、思いっきり順応してるじゃん！クレジットカードを切って磨いで刃物の代わりにするなんて思いつくか？？これには正直ビビってたじろいだよ！でも食料はともかく、水はどうやって調達してたんだ？？

何か今回の映画、前評判の凄さとは裏腹に、話の大筋は何かイマイチだったな〜って気もするよ。代わりに各場面場面での小ネタ（道明寺が公式記者会見なのに「言葉に強いも弱いもないだろバ〜カ」と言ったりとか）はドラマから見続けているボクからしたらニヤリとしたけど、予告で美作が見せたアクションは本編とは何も関係ないし、花沢類はニートにしか見えないし。ちょっと煮え切らない感じもあったのだ。

・・・と思ったらラストで大どんでん返し！何と結婚１年にしてもうご懐妊！こんな安易なラストありか？まあハッピーエンドではあるんだろうけどさあ。でもって初日舞台挨拶じゃ「スピンオフやりたい」だの「10年後のみんなに再会したい」とか続編やる気まんまんじゃないか！まあヤマトも「さらば」以降ずいぶん続編作ってたからそのノリなんだろうなあ。やれやれ。