ヤクザの親分を騙さなきゃならなくなる訳だけど、よくもまあ佐藤浩市は妻夫木聡の口車に見事に乗せられ殺し屋を演じられたもんだなあ。マジでヤクザ相手に堂々としているもんだから、寺島進なんかも不審に思いながらも信じちゃうから面白いよね。

それより抜群だったのが深津絵里！舞台を経験しているからなのか、ちょっと大げさにも見える演技がもの凄く堂々と見えて、なおかつ歌を唄うシーンなんか生声が抜群だったしなあ。で最後にはボスとヨリを戻すんだから、調子いいというか要領がいいと言うか。

あとは綾瀬はるか！今まで全くノーマークだったけど、この装いを見れば超萌えるってもんです（苦笑）もともとの設定が「尽くす女」だからもの凄く健気なスペックな訳だけど、このへんがうまく深津絵里との差別化に成功し、ダブルヒロイン的作品になってくれて最高です！（＾＾）




で最後はバレる訳だけど、そこをなぜかライバルヤクザとの抗争を上手に使い、なおかつ佐藤浩市の仕事仲間を使って「伝説の殺し屋」を消そうとしたら、本物が出て来たじゃないの！なのに指から銃弾を撃ちまくるという荒技でエンディングになる訳だけど、こんなのアリか？（笑）